和歌山大学サッカー部と試合をしていただきました!!惨敗だったけど!!
1月31日(土)に和歌山大学サッカー部に試合をしていただきました。
新チームになりきびきびとした動きで手を抜くことなく一生懸命試合をしていただきました事とっても嬉しく思います。
試合は45分ー10分ー45分の1試合でした。この試合の目的は、①45分ハーフの試合に耐える力をつける。②相手のパス回しのスピードについて行きしっかりマークができるか?③チームとしての攻めと守りの形を作れるか?この3つが課題でしたがやや不満の残る試合となりました。
最初の1点は、和大の攻めが早くなかなかクリアーができず、ゴール前で一瞬ボールを見てしまい押し込まれました。DFも頑張っているのですがゴール前にいることの意味を考えるともっと早く誰かがクリアーしなければならなかったでしょう。これがチームとしての弱いところです。誰もが蹴りだすチャンスがありながら誰も蹴れないでクリアー出来ないで簡単に押し込まれてしまう。残念でしょうがないです。
でもDF陣はやはりGK小林を中心にシュートコースを消し身体を張って必死でボールを食い止めようと頑張っていました。左DF石井、センター左DF坂北、センター右DF福井、右DF小谷は良く連携してカバーリングを行っていた。がしかしパススピードに惑わされて相手のマークができなかった.また、クリアーが中途半端で大きくクリアー出来ないので、相手の2次攻撃や波状攻撃を食い止める体制にならない。クリアーは大きく。選手の皆さんは悔しい思いをしていると思いますが全国大会に向けての試練ですから頑張っていきましょう。
MF陣はどうだったのでしょうか?左サイド池田、右サイド長尾、トップ下島田、ボランチ堀部達は機能したのか??
疑問が残る試合となった。ボランチ堀部は11番や32番をしっかりマークしたがやはりここ一番のスピードについて行けずマークを外されてしまった。仕方ないと言えば仕方ないが後半ばててしまった事も体力がない証拠である。全国大会ではもうひと頑張りして欲しい所だ。
左サイド池田もパスは受けれるがその後どう展開するかのアイデアが無かったのか?精彩に欠けた。落として裏へ走るのか?自分で仕掛けるのか?どうするかに迷いが見えていた。いや、全てのオプションを消されていたのかも知れない。右サイド長尾君もパスは受けるもののその後どうしなければいけないのかが見えていなかった。ドリブルも縦だけでは突破は難しいから落として後ろの者に蹴ってもらうなり、真横のドリブルだったり、ワンタッチで前を向く必要があったりと課題は多く残った。しかし、前回よりは確実にボールを支配出来ていた。
トップ下島田は、うまくボールをコントロールし前線のFWに良いパスが通っていた。がしかし同じパスが多いので相手選手に見破られてパスカットをされる場面が多かった。残念である。オプションを多く持つ必要がある。後ろへ横へ斜め前にと言った方向のオプションも大事である。
島田は前回の和大戦に参加していないので初めてにしては対等に戦っていたと言える場面が多かった。さすがである。後は相手のDFの門を通すパスができてきたら相手も手ごわいと思うだろう。2人のDFの門を通すと有利になる事をしっかり覚えておこう。
また、MFの大きな役割は、相手を外へ追いやったら再び中へパスを入れささないようにする必要があった。折角外へ追いやっているのにすぐに中にパスを通されたらチームとしてのDFとしては機能していない。頑張っていきましょう。
FWの古川、原田はいい動きをしていたが大学生のDFの前ではすぐに止められてしまう事をどう考え、どう対処していくのかが鍵ですね。古川の個人技に頼っていくチームでは勝てない。原田は動きはいいが、パスやキックに意図がないからすぐに相手に取られてしまう。FW同士がもっと連携する必要がありますね。
これも次の星林高校戦で修正していかねばなりません。
GK小林は良い反応をしていた事は申し分ない、DFが不甲斐ないと責める場面もあったがあれだけマークが外れればGKも防ぐ事は出来ないだろう、が感情的になっても試合は改善されない事に気づいて欲しい。でも悔しさから感情的になる選手は必要であると思う。何点入れられても平気な選手じゃ成長しないだろう。しかしGKとして修正点は無いのか?もう少しパントキックをサイドに蹴る必要は無かったのか?中央に寄ってしまう場面も少しあった事は確かだろう。
全体的には、以前の試合のように一方的にどうする事も出来ない試合ではなかった事は確かだろう。
ここで和大のそれぞれのポジションの方がアドバイスに来てくれて修正点をくれました。
FWの方からは、一人が突破しようとしてすぐにボールを取られてすぐに反撃を食らってしまっていた。もっとパスをして相手にボールを渡さない連携も必要だ。落として裏へ走るとかももっとしたら攻撃の幅が広がっていいのにと仰ってくれました。
MFの方からは、ボールを取られたらすぐに取り返しに行かないと取り返すのに時間がかかり、みんなが体力を消耗し攻撃に使う体力がなくなってしまうから取られた瞬間にすぐに取り返すべきだと仰ってくれました。
DFの方からは、ボールにばかり目が行ってしまい、マークする相手を見失っている。だからゴール前ががら空きになってしまう。もっとボールとマークする相手を一緒に見て徹底的にマークを外さない事だと仰ってくれました。
ありがたい事です。
監督から試合の感想を述べます。
選手の皆さんはとっても良く頑張っています。カテゴリーの違うチームと戦って負けるのは当たり前です。大学生のサッカーはレベルが高いです。アイディス大阪が戦っても勝てるチームじゃないです。でも試合をしていただくとみんなは見違えるくらい和歌山大学の良いところを吸収し自分のプレーに生かそうとみんながしています。だからぼろ負けしても意味があるのです。弱いチームに勝っても当たり前です。自分たちより強いチームに対等に試合ができるようになれば全国大会でも対等に戦う力を備えたと言えるでしょう。
選手の皆さん、これからが本当の勝負です。いろんなチームと試合をして自分たちの力で苦しい場面をどう切り開いていくかが勝負なのです。面白いのです。仲間をけなしても何も状態は良くなりません。なーなーで許しあっても強くなりません。やるべきこと、普段の努力を怠っても意味が無いし、伸びません。一人ひとりが勝手に頑張っても意味がないのです。連係して信じてお互いを激励して伸びてほしいものです。